2001.3.30
愛知産業大学メディア情報センター
丸山千寿
第一回目は、映像音響機器の達人で、また多くの学生に慕われるやさしい人柄を漂わせた、愛知産業大学メディア情報センターに所属する丸山先生を紹介します。
こんにちは、丸山千寿(まるやまちとし)です。栄えある第1回目 の紹介ということで、大変恐縮しております。
私の出身は静岡県浜名湖周辺、みかんで有名な田舎町です。温暖な 気候の中で育ったこともあり、自分ではのんびりした性格と思っています(他人は短 気だといいますが...)。 まずは簡単な自己紹介まで。
私の専門分野は「映像」と「音響」です。まだま だ達人の域には達しておりませんが、これからの映像・音響についてアレコレ頭を悩 ませながら日夜励んでおります。 最近は特に「音響」に興味があり、融合された「映像・音響」のなか で、「音響」が視聴者に与える影響について研究しています。
ここで、ひとつ考えてみて下さい。「音」というものは、我々人間 にとって非常に馴染み深いものではないでしょうか? 最近の携帯電話(というより携帯端末と言った方が良いのかも知れ ませんが)は、着信音が「音楽」に近づいていますネ。それだけ我々の生活において 「音」というものが、非常に大きな役割を果たしているのではないでしょうか?みなさんは、どのように考えますか?
「映像」と「音響」に魅せら れた!
私はこの専門分 野について、「テレビジョン」に関するシステム(ハードウェア)から入りました。 とにかく子供の頃から電気のことが好きでして、「どうして絵が映るのだろう?」と いった疑問からのめり込んだ次第です。さらに学んでいくうち、テレビジョン研究に 関して、実は日本人(故 高柳健次郎先生をはじめとする)研究者が大きな功績を残 したことを知り、ますます親しみを持った次第です。
メディアのこれから
その後、テレビジョンにはじめとする様々なメディ アについて触れ、単にハードウェアのみならず、ハードウェアとソフトウェアの両面 からこれらを扱う必要性を強く感じました。ちょうど車の両輪のように、どちらか片 方が欠けても成立しないということを意味します。 今後この点について、メディアを扱う我々は再度考えなければならな いことであると痛感します。 メディアについては、近年デジタル化が進み、何もかも「デジタルデー タ」として扱うようになりました。一見素晴らしいように見えますが、そこには見え ない様々な落とし穴や問題点、課題点を秘めています。是非「アナログ的感性」で、 このデジタル社会を見据えることができるようにして下さい。
お話ししましょう!
このような背景から、私はこの分野に携わっています。普段は2号館4階の喫煙所(エレベータ前)によく出没します。もし見かけまし たら、声を掛けて下さい。そして共にこれからのメディアについて語り合いましょう 。!
学生のみなさんも是非機会をつくり、2号館まで遊びに来て下さい。
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