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プロフィール/
1943年鎌倉に生まれる。73年東京大学大学院博士課程(建築学専攻)修了、工学博士。育英高専で工業デザインの教育にたずさわった後、87年建築デザイン事務所を開設する。設計活動では住宅から学校、店舗、福祉施設、スポーツ施設まで幅広い。又、製品や技術開発も行っている。90年代から、都市デザインや景観デザインなどの環境分野にも活動を広げ、橋や駅などのデザインも手がけている。日本建築家協会会員、日本建築学会会員。21世紀では、生産の側、販売の側からのモノづくりから、モノを使う立場や生活サイトから評価することが重要となっていく。 |
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主な受賞/
土木学会 景観デザイン賞
グッドデザイン賞
商空間特別賞
発明功労賞
さいたま景観賞
富山県うるおい賞
その他設計コンペの受賞多数
主な作品/ 中央線高架橋
大江戸線青山一丁目駅
大江戸線六本木駅
新小倉橋
テクノシステム
スパークドーム
ケアポート福祉施設
CR-BOX
CHS#37
JT体育館
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JT体育館 (平成6年 兵庫県西宮市)
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JT女子バレー部専用の体育館です。 隅々まで行き届いた選手達への配慮、それも、運動形態や動線計画にとどまらずメンタル面、ひいては、設備を利用する人、関係する人全員の旗印効果にまで及ぶ意識事命をもたらすことのできる施設とはどのような建物であるのか、考えました。この施設でトレーニングを行うことがチーム力の強化につながり、選手達が技を極め、身体を鍛え、心を磨き、人間的に成長できる、鍛錬の場としての豊かな空間を実現しています。 |
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'96年彩の国さいたま景観賞
ワタキュウセイモア東京支店(平成3年 埼玉県越ヶ谷市)
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この建築に街のイメージをとりいれています。工場というものは数多くの要素で成り立っています。ダクト・煙突・トップライト・キューピクル・排熱装置・ELVシャフトなど、工場とはこれらの機能をもった物の集合体であるわけですが、あまり顧みられることがありませんでした。これらのものを工場全体のデザイン要素としてとりいれ、それぞれの断片が有機的に結合し、一つの街をイメージさせる姿は、自然が共存し一つの生命体にまでなる地球の姿と、見る人にオーバーラップしてくるでしょう。 |
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富山県うるおい賞
庄川 老人保健施設(平成3年 富山県庄川町)
近代建築 平成4年7月号
日本アーキテクチャー 平成4年4月号
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高齢化社会の進展に対応し、豊かな老後を築く拠点施設として富山県庄川町に計画されました。当施設は老人保健・デイサービス・老人福祉といった三つの施設を持ちながら、中心のアトリウムを交流ゾーンとして、周囲に管理・アクティブ・生活のゾーンを持つ機能分化型の複合施設となっています。また、プライバシーを尊重し、全個室制を採用しています。半戸外的で開放的なアトリウムは、冬の生活と活動の場を提供すると共に、食事やレクリエーションなど、地域の人も含めたコミュニケーションの場となります。これまでの老人施設にありがちな暗いイメージを一新し、明るく楽しいそして緑の豊かな空間を創出しました。 |
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蓼科保養所(平成6年 長野県茅野市)
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敷地内外の環境を建築に取り込むため、保養所はそれぞれの機能を持つ6つの棟に独立し、分散した形で配慮し、各棟の1階部を半地下として全体の高さを抑えています。内部には吹抜と南面の大きな開口部、北側のドライエリアにより縦、横双方の連続性と明暗のコントラストを強調し、非日常的な空間としています。外部には6つの棟をつなぐパーゴラや階段、内部とつながるデッキやバルコニー、浄水を利用した小川と滝、様々な活動の場となる展望ブリッジを配し、空間に回遊性や連続性を持たせています。 |
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日進医療食品川崎研究所(平成4年 川崎市)
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社会の中心を占めるリアリティーとは、情報であると考えられます。限りなく実態から遠ざかりながらも我々に密着した‘情報’に基づくこの建築では、ガラスに覆われた透明な蜃気楼のような空間に、家具や人々がただよっています。そこにそれらのはかなさを強調するが如く極度に実体的な形で翼が同居しています。それらの対極性によって、情報空間の「あやうさ」を表現することで単なる使いやすさ、美しさ以外の「何か」を感じられる建築となっています。 |
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グッドデザイン特別賞
地下鉄大江戸線 青山一丁目駅(平成3年 東京都地下鉄)
「26駅のデザイン」 地下鉄発行
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青山一丁目では赤板離宮と青山基地の存在は支配的で、一帯のもの達(建集・人等)を統制しています。しかし実体は何もなく、人は定まる所なく揺れ動くしかありません。そういった「揺れ動くもの」を結晶させてしまうことをイメージしました。ホームで地下の流れからコレタターにより人、もの、情報が採取される。複雑なコンコースで純化され、地上に出たとたん結晶化する。イメージの素材としてクリスタル、ガラスを多用しています。 |
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日本土木学会 景観デザイン賞
JR中央線 重層化景観設計(平成5年 東京都千代田区)
土木学会誌 平成5年8月号
日経コンストラクション 平成6年5月号
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東京駅の北陸新幹線乗り入れに伴う中央線重層化の景観設計、高架橋は都市景観を構成する大きな要素ですから、視点を鉄道側から都市側(歩行者や車の視点)に拡大することで高架橋と都市の調和を計るシピックデザインの新しい手法として確立させることをめざしました。それによって土木構造物のダイナミックさを十分活かしながら、ヒューマンスケールの「人に優しい桁下空間」が実現。このように土木構造物に建築分野からの新しい「試み」です。 |
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CR-BOX |
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シガ美容室 |
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多目的施設 |
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神田
システムビル |
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見本市会場 |
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ホンダショールーム |
テクノトラス |
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X1ビル |
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