私がこの作品を創ろうと思ったのは、幼少の頃から楽器の特徴的で面白い形にとても興味があったからです。また、様々な楽器の形が単に美しいだけでなく、すばらしい音色を奏でると言ったような、ただの楽器と言う言葉でかたずけるのではもったいないような感じがしました。 これは私の独断ですが、楽器と言うのは考えによっては、とても機能的なインテリアのような感じがしてなりません。
ただ私の作品の場合は、音は全く出ない為、楽器と言うには程遠いかもしれませんがその分、視覚的に音の感じやリズム感、またその楽器はもつ形をより一層、特徴的に表現したつもりです。そのためには平面だけで表現するのではなく、ある程度立体的で、重量感がありダンボールと言う素材を使うことで木のような暖かみを出した方が良いのだと思い、平面立体で表現しました。
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