1年次前期は一般教養科目や歯科衛生士のための基礎系科目の講義・実習を中心に学びます。後期には、実際の患者さんを相手にする臨床実習に向けて、マネキン実習や相互実習で知識・技術を確実なものにしていきます。
 2年次は、これまで学んだ歯科衛生士の知識・技術を、より実践的なものとして身につけるため、病院・診療所・保健センター・その他施設へ臨床実習として出向きます。臨床実習では、即戦力として活躍できる知識・技術、さらに受付事務まで体験・習得していきます。また、歯科医療現場での仕事の流れを理解し、チームワークの大切さを学びます。
 2年次12月からは国家試験対策を集中的に行い、歯科衛生士(国家資格)の夢実現に向けて備えます
 
                            
 
 

 

 



歯や口を中心に正常な形と機能を理解し、さらに病気とその予防・治療について学びます。

臨床実習に臨む時に必要となる歯や口に関する様々な専門基礎知識を学びます。

歯科衛生士の専門科目

12月〜
 


 
     
一般教養科目
●心理学 良きアドバイザーになるために、人の心の動きについて学びます。
●社会学 個人が集まると社会が形成されます。個人と社会、人間と人間の関係を学びます。
●生物学 人間も生物です。生物や生命現象について学びます。
●化学 様々な物質がどのような性質をもっているかを学び、理解します。
●英語 外国人の患者も増えています。歯科医院で使う基礎的な英語を学びます。

基礎系科目
●解剖学 人間のからだの形態、特に歯や口について構造を大局的に理解します。
●生理学 生体におけるさまざまなメカニズム・機能を理解します。
●病理学 歯や口を中心にいろいろな病気の発生のメカニズム、経過などを学びます。
●微生物学 微生物の性状、病原性および免疫学、ウィルス学の知識を学びます。
●薬理学 薬物の生体に対する作用とその仕組みについて学びます。
●口腔衛生学 歯科疾患の病因論を理解し、予防の理論・手段を把握します。
●衛生学
  公衆衛生学
公衆衛生活動の基本的な知識を学び、健康を守る手段を身につけます。
●栄養指導 生化学および栄養について基礎的な事柄を理解し、栄養指導について学びます。
●衛生行政
  社会福祉
衛生行政の仕組みや福祉関係の法規、社会保障について学びます。

臨床系科目
●歯科衛生士概論
歯科衛生士業務の概略と社会的役割を学びます。
●歯科臨床概論 初診から治療終了までの歯科診療の流れを理解します。
●歯科保存学 う歯や歯周病などの原因、予防、診断、治療について学びます。
●歯科補綴学 欠けた歯を人工物で補い、その形態と機能を回復するための理論を学びます。
●口腔外科学 口の中の大きな病気について診断と治療を学びます。
●小児歯科学 小児の特性を理解した診療補助ができる知識と技術を習得します。
●矯正歯科学 矯正治療の概要と患者への指導方法を習得します。
●歯科予防処置 マネキン実習や相互実習を通じて、予防処置の技術を習得します。
●歯科診療補助
日常の診療に応用できる知識と技術を習得します。
●歯科保健指導 日常行動での予防について専門的立場から援助できる能力を養います。