堀田 友三郎
Tomosaburo HOTTA
1506研究室
◇専門ゼミナールI・II
 3年次は、10月に実施される日本商工会議所の販売士検定試験2級を受験します。後半は戦略流通版マネジメントゲームを行い、流通業経営のポイントを研究します。販売士検定試験1級(2月実施)受験希望者に対しても指導します。中小企業診断士受験にも対応します。
 4年次は、卒業研究としてコンビニエンスストア、スーパー、ディスカウントストアをはじめ、各種業態の流通業の実態調査を行い、卒業論文を作成します。流通はIT時代到来で社会の大変化が起こってもなくなりません。製造・卸・小売の流通経路に変化が生じてもそれに対応する流通システムが生まれてきます。革新的流通システムを研究するゼミです。
◇将来活躍が予想される分野、業種、職種、あるいは就職先・進路先:

 経営コンサルタント、コンビニ・スーパーなど流通業界で活躍するスーパーバイザー、ストアコンサルタントを目指します。具体的にはジャスコ、ユニーなどのスーパーをはじめ、ローソン、ファミリーマートなどのコンビニ、次々と生まれる新業態の流通業界のリーディングカンパニィで活躍できる人材を育成します。

◇プロフィール:

愛知産業大学経営学部助教授 経済産業省登録中小企業診断士
昭和20年8月5日 名古屋市に生まれる。
昭和43年3月名古屋大学法学部法律学科を卒業後、家電メーカーに入社し、企画・審査、販社管理等営業本部で流通に関わる。昭和49年中小企業診断士試験に合格。
経営コンサルタントを経て昭和53年4月学校法人愛知水野学園に勤務。
愛知産業短期大学教授を経て平成12年4月から現職、名古屋法律経済専門学校校長を兼務する。
所属学会
日本消費者教育学会(日本学術会議第3部登録学術研究団体)常任理事・中部支部長、
日本経営教育学会、日本ベンチャー学会、日本中小企業学会、日本商業学会、日本消費経済学会、日本広告学会、日本進路指導学会、経営情報学会、日本企業経営学会、日本商品学会、経営哲学会等

著書・論文等
『消費者教育事典』加藤一郎・宇野政雄監修、有斐閣、
『進路指導辞典』編集代表吉田辰夫、ブレーン出版
『消費者教育第四冊』、『消費者教育第十六冊』日本消費者教育学会編、光生館
「流通業の規制緩和とPL対応」、「ヒューマンビジネスと中小企業経営」、「大店立地法成立による中小小売業の課題」、「中小小売業の大型店対応に関する一考察」他学会誌、経営専門雑誌、紀要等の掲載論文等約30編あり

平成7年度日本消費者教育学会研究奨励賞(財団法人生命保険文化センター賞)受賞

自己PR
経営、マーケティングと幅広い専門分野の中で実践経営に関わってきました。10年間の企業勤務において百貨店、スーパー、専門店の現場、経営者と接してきました。企業での社員教育にも関わりました。大手コンサルタント会社の経営コンサルタントとして経営指導も数多く行いました。この経験から本学園に奉職し、専門学校で販売士,診断士等の資格取得教育はじめ経営、商学、中小企業経営の教科目指導を担当しました。マネジメントゲームを学校教育に導入を試みたのも先端でした。数多くの実体験から修得した実践経営学を専門ゼミナールで展開できることを楽しみにしています。堀田ゼミは厳しいゼミにします。精神修養の場です。厳しさの中から楽しさを見つけることができたらこんな良いゼミはありません。企業での社員教育の体験をもとにしっかり鍛えるつもりでいます。時間にルーズな人はご遠慮下さい。社会人に求められる第一の条件は時間を守られる人です。自分を鍛えたい学生諸君の参加を待っています。