人生の主役は、
あなた自身
- 国際コミュニケーション学科
特任教授 - 若松孝慈
意欲さえあれば「いつでも、どこでも、だれでも」学べる
愛知産業大学(通称ASU)短大通信教育部へのご入学を考えられている皆様にひとことご挨拶申し上げます。文部科学省が21世紀の教育として最も重要視していることの一つである通信教育は、意欲さえあれば「いつでも、どこでも、だれでも」学べます。
短大通信教育としての「国際コミュニケーション学科」は、全国でも唯一の存在であり、最近は韓国や台湾からの留学生も増加しつつあります。近年の急激な社会構造の変化に伴う人々の価値観や行動様式の変化を背景として、人々の学習要求もますます高度化・多様化しつつあるのが現状です。
人生の主役は、あなた自身
本学短大通信教育部で勉強される皆さんは、他に職業を持たれたり、主婦であったり、W学習を予定しながら奮闘される方々だろうと思いますので、そういう意味でも、深い尊敬の念を払いたいと思います。皆さんは今一生かけてあなた自身のドラマを作り上げようとしています。「人生劇場」というドラマの中では、皆さんは、「主役」なのです。
「主役は君と僕で、それぞれ違うストーリー」というロックの歌詞がありますが、メジャーリーグの松井秀喜も、イチローも、皆さんの大先輩も、両親・兄弟や先生たちも、あなたに代わることはできません。私たち教職員は主役の皆さんを支える「脇役」なのです。あなたが「一番やりたい夢」に向けて、どうすれば実現できるのか、共に考え、しっかりとサポートする「脇役」なのです。
面倒見のいい「脇役」とのコラボで成果を上げる
授業を担当する「脇役」の仕事は多様です
1.実務経験豊富な教員が授業を担当します。
たとえば、
- 「英会話」は、原則として、日本での教育経験豊富なベテランのネーティブ・スピーカーが少人数制で対応。
- 実用英語コースでは、中学2種(英語)の教員免許取得も可能。
- 社会保険労務士、FPコースでは、資格試験対策指導有り。
- 日本語教育コースでも、ベテラン教員が対応。希望者は海外・国内における「教育実習」有り。
2.「スクーリング科目」(対面授業)は、もちろんのこと、「通信科目」においても、「質問大歓迎」です。
3.カリキュラム上の細やかな手立てでも成果を上げています。
たとえば、
- 「英語の発音とリズム」では、「日本語のsyllable-timed rhythmと英語のstress-timed rhythmの違いは何か」「どうすれば聴解力を向上できるか」「どうすればきれいな英語(educated speech)の発音ができるようになるか」などを科学的に分析し指導できる教員、または経験的に日本人の「トラブル・ スポット」を的確に判断し指導できる教員が担当。
- 「比較文化論」(スクーリング科目)では、海外生活豊富なベテラン教員が担当し、同・通信科目では、テキストに関わる課題をわかりやすく楽しく解説し、レポート指導などのできる教員が担当。
- 「人生設計論」ではベテラン教師の授業の他に、多彩な講師の講話も計画。
4.「総合英語(英語II)」「ハングル」「人生設計論」では、「オンライン・スクーリング」もあり、「教育のIT化」+「スクーリング」でパイオニア的実践の成果を上げています。
「練習は不可能を可能にする」を実践
故小泉信三(慶応義塾大学・経済学者)は、若い頃テニスの選手として活躍し、その後学問に目覚め、著名な教育者、文筆家になりました。彼の講演に基づいた著書『練習は不可能を可能にする』の中の「練習」は、直接的には「スポーツ(テニス・水泳など)の練習」を指していますが、その裏にある精神(習慣化)は、その人の語学力、学問に対する姿勢、品性にまで影響を与えるものであります。
発明家エジソンの「天才は1%の霊感と、99%の発汗である」という言葉も、野口英世の「誰よりも、3倍、4倍、5倍勉強する者、それが天才である」という言葉も、我々凡人には「為せば成る」という勇気を与えてくれることは間違いありません。
玉磨かざれば器とならず、人学ばざれば道を知らず(『礼記』)
甲子園で試合を重ねるごとに、高校生のプレイが短期間に上達していく姿が見られることは珍しくありませんが、同様に、舞台の上で演じる「主役」も、時間の経過とともに「急速な進歩を遂げる」ことが多いのです。「鉄は熱いうちに打て!(Strike while the iron is hot!)」という言葉は陳腐な表現かもしれませんが、若いうちほど学習効果も上がるのです。
卒業証書はもちろん、いろいろな資格取得に挑戦することも可能です。「なりたい自分を探す」ために、「なりたい自分になる」ために、「挑戦する心(challenging spirit)」「ファイティング・スピリット(fighting spirit)」の灯火を赤々と燃やし続けてくれるのが、本学通信教育の実践なのです。
「楽しい授業」より「楽しむ授業」へ
2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊博士は、2007年8月のNHKテレビ放送のインタビューに答えて、「“楽しい授業”より“楽しむ授業”へ」・・・・・という表現をされておりました。「楽しい授業」とは、授業担当者への期待が表れていますが、「楽しむ授業」とは、「授業に対する学習者の “積極的参加”」が含蓄されております。もちろん授業担当者が“楽しい授業”を創造することは有効なことであることは間違いありませんが、
その成果に相乗効果をもたらすためには、学習者自身が「積極的に授業に参加」し、「積極的に授業を“楽しむ”」極地に到達する必要があるのです。今はやりの語句を借りれば、授業の成果は、「“学習者” と“授業者”のコラボレーションの結晶」であるとも言えましょう。ここでも、やはり「主役」が「いい主役」になろうとする自覚・決意が出発点となるのです。





